自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。
立ち上がったときに血圧が低下したり、心拍数が上がり過ぎたり、調節に時間がかかりすぎたりします。
この疾患は自律神経疾患なので身体的要素以外に、精神的、環境的要素も関わって起こると考えられています。
小学校高学年~中学生に多くみられますが、この時期は第二次性徴期とも重なり、身体のさまざまな機能が大人へと変化していく時期です。この変化は自律神経系にも起こるため、循環器系の調節がうまくいかなくなることがあります。
また、真面目で気を遣うタイプの子どもが起立性調節障害になりやすいといわれていますが、これはストレスをため込みやすいという精神的、環境的要素に関連すると考えられます。注意しなければいけないのは、本人が頑張ればどうにかなるということではありません。
典型的な症状は、「立ちくらみ」「疲れやすい」「長時間立っていられない」などです。めまい、頭痛もあるそうです。
色々な所からの情報をまとめてみました。
自宅での対策
・日中はゴロゴロしない
起床後もゴロゴロ、ダラダラしていると、自律神経系がその状態に慣れてしまいます。すると、動けないという悪循環を生むので、日中は身体を横にしないようにしましょう。立ち上がることはできなくても、座ったり、どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くし、高い位置に血液を送るための調節を自律神経が忘れないようにすることが大切です。
・ラジオ体操をする(第3までやっても約9分で終わります。)
自宅でできる、短時間、お金0円。最高です。
朝でなくても、夕方(17~18時辺りでも)の時間帯がおすすめ。
・デジタルデトックス
スマホやパソコン、ゲームの時間を調節する。
特に寝る前に見ない。(子供だけじゃないよ~)
手技療法でお手伝いできることもありそうです。
自律神経系、内分泌系、免疫系 ホメオスタシス(恒常性)
甲状腺、副腎、膵臓、腎臓、肝臓(門脈)など
本人だけではどうしようもないこともあります。子供の場合は理解してあげること、周囲の協力が必要不可欠だと思いました。
勉強させて頂いております。ありがとうございます。
青森県 弘前市 品川町 三つ菜接骨院
あゆみ接骨院(女性の先生です)
大和接骨院(弘前駅から近い)